令和7年を迎え、皆様におかれましては輝かしい年をお迎えのことと存じます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

 昨年は、ご利用者様のふるさとへの里帰りや外出の機会を設けるなど、皆様がより豊かな生活を送れるよう努めてまいりました。また、光が丘夏祭りや創立記念模擬店では、たくさんのボランティアの皆様に3年ぶりにご協力いただき、温かい交流の場を創出することができました。今後も、ご利用者様の安全と健康を最優先に、様々な取り組みを進めてまいりたいと思います。

 さて、この度、光が丘ワークセンターの新築移転工事が進行しており、令和7年度に開所を予定しております。築44年と光道園において最も老朽化が進んでいた同センターは、施設裏側の土砂災害リスクも鑑み、移転の必要性が高まっておりました。新築移転により、ご利用者様が安全かつ快適な環境で生活できる空間を整備してまいります。加えて、同敷地内に、光道園内全施設の食事を一括して調理するセントラルキッチンの建設も進めております。本施設の稼働により、ご利用者様に一層満足いただける「食」を提供し、健康と生きがいを支えてまいります。工事期間中においては、近隣住民の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。 

 今後とも、「利用者主体」の精神を徹底し、「その人らしさ」や「可能性」に寄り添い、質の高いサービスを提供し、ご利用者様、ご家族様、そして地域の皆様の福祉ニーズに応えるべく、支援活動を推進してまいります。

 

 皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

 


社会福祉法人 光道園
理事長 荒木 博文