【光道園SDGsの取り組み~次世代育成~】
糸生小学校4年生の授業にお邪魔して、福祉体験学習を行いました。
前半は、教室で『障がい』についてのお話をさせていただきました。
『障がいってなに?』、『どんな時に困るの?』、『自分たちができることってどんなこと?』
生徒の皆さんが、今までの授業の中で『福祉』について調べてきたことを、より深く理解していただくために、
生徒さんへの問いかけや、『障がい』に関するクイズを交えながら行いました。
『障がい者用のエレベーターに鏡が付いているのは、なぜでしょうか?』
『点字ブロックの上に自転車が置いてあると、どこが障がいになっているでしょうか?』
いろいろな問いかけやクイズに対して、積極的に手を挙げて自分の意見を答えてくれました。
普段、目にしたことのあるものが障がいになっていたり、誰もが利用しやすいように作られている設備があることを知ったことで、
より『福祉』や『障がい』について身近に感じてもらえたようでした。
後半は、アイマスク(視覚障がい)・手話(聴覚障がい)・車いす(肢体不自由)のグループに分かれて、実際に体験を行いました。
アイマスク体験では、目の見えない方の手引きを体験しました。
生徒さん自身が安全を第一に考えて手引きをしていて、階段を上るときなども手すりを使うかどうか、
アイマスクをしている生徒さんに聞いている場面があり、相手を思いやりながら体験されていました。
手話体験では、自分の名前を手話でどう表すか、覚えてもらいました。
また、会話に入れない疑似体験をしてもらい、聴こえないことでどんな気持ちを持つのか、感じてもらいました。
和気藹々とした雰囲気の中で進めることができました。
車いす体験では、目線が低くなることで棚の上にある本が取りづらかったり、机と机の間の幅が狭いことで車いすが通りづらかったり、
普段の学校生活では気付かなかったことが多く、驚いている様子がみられました。
(後半の体験の写真を撮り損ねました…すみません。)
今回の体験学習を通して、生徒の皆さんに『福祉』をより身近に感じてもらったり、
『障がい』というものに対して、特別視せずに考えてもらえたらと思います^^
糸生小学校の皆さん、ありがとうございました!