気温が高くなってきて夏の陽気かと思いきや、急に気温が下がって雨がパラパラ・・・みなさん、風邪を引かないように気をつけましょう!

  

さて、そんな中でも元気いっぱいな職員が、吉川小学校福祉体験クラブに行ってきました。

生徒さんたちも元気いっぱい!

毎年、吉川小学校福祉体験クラブの授業に光道園の職員が訪問し、手話や点字などを伝えさせていただいています。

  

第1回目の今回は、「アイマスク体験」をして頂きました。

  

人が生活するうえでの様々な情報の8割近くは目(視覚)からの情報だと言われています。

視覚が使えない事で、どのような事が困るのか、また、視覚が使えなくてもどのような事が出来るのか、実際に体験していただくために、今回はアイマスクをして折り紙を折って頂きました。

  

生徒の皆さんは、「目が見えないのに折り紙なんか折れるのかな?」と半信半疑な様子で折り紙を折り始めましたが、みなさん折り始めると手や指を使い、上手に紙飛行機やお花を折ることが出来ていました。

中には、「出来たー」と嬉しそうに教えてくれる生徒さんもいました。

  

視覚を使えなくても出来る事はあるけれど、折り紙の色や表裏までは分からない・・・。

様々な情報を伝えてあげる事が大切という事で、テレビに映る写真を、隣のアイマスクをしている子に、どんな写真なのかを伝えてもらいました。

  

生徒の皆さんは、写真の特徴や雰囲気を一生懸命に隣の子に伝えてあげていました。

伝え終わった後に答えあわせをすると、「こんな写真だったんだ~!」「思っていたよりもイケメンだった~」と、盛り上がりました。

  

目に見えているものを伝えるのは難しいかもしれないけれど、大切なのは「伝えたい」という思いです。 あっという間の授業でした。 これからも色んな体験を通して少しでも福祉に興味をもってくれる生徒さんが増えると嬉しいです。